こんにちは!塚本です。すっかり年末となりましたが、ここ最近、訪日市場にも少しずつ、明るい光がさしてきました。私も台湾に行って、多くの方とお話をしてきました。
今回お届けする話題は、来年春までに抑えておきたい、台湾訪日市場における訴求のポイントです。ご存じの通り、台湾は海外から帰還した際の隔離も無くなり、事実上海外旅行解禁となっております。このブログをご覧になっている方々の中にも、台湾からの観光客をお迎えしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
春までの訴求ポイントは、3点です。
1:新年を祝う長期休暇「春節(旧正月)」
皆様もご存知の、旧暦で新年を祝うアジア圏最大のお休みです。今年の台湾旧正月は長期休暇となっており、2023年1月20日(金)~29日(日)の10日間!日本の年末年始が終わり少し落ち着いたころに来る春節は、多くの観光事業者から歓迎されるお休みでもあります。
2:回復が待たれる「航空便 ダイヤ改正」
旧正月に久しぶりに訪日観光客の方々と接した皆様、次のポイントは航空便のダイヤ改正です。訪日観光客増加に直接的な影響がある航空便ですが、実際のところまだ日台間のエアーは全便の回復には至っておらず、地方空港との行き来はありません。この航空便のダイヤ改正が行われるのが3月。夏ダイヤに切り替わるこのダイヤ改正によって、日台間の航空便回復を願う方は少なくないと思います。
3:満を持して登場、「清明節」
そして、旧正月でウォーミングアップ、航空便のダイヤ改正で準備が整った台湾訪日市場が迎えるのが、「清明節」です。2023年の清明節はその前日の児童節、さらにその前の週末と併せると5連休(4月1日(土)~5日(水))となっています。長期休暇となると渡航先の候補地も増えますが、短期休暇の場合は近距離の渡航先が有利。台湾から見てとても近い外国である日本は、海外旅行先として優先順位が高まると思われます。そしてこの時期は、訪日観光のキラーコンテンツである、桜の時期。観光地によっては、満開の桜を楽しむ台湾からのお客様の姿を見ることができるのではないでしょうか。
ぜひ上記3点を意識して、来年春までの訪日訴求をお進め下さい。
そして久しぶりに日本にお越しになる旅行者の方々には、安心・安全な訪日旅行をぜひ心行くまでお楽しみいただきたいと思います。
来年も皆様にとって良い年になりますよう、
心より願っております!
今年一年、ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
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