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  • 塚本宜永

2017年メディア訪問:北京① 中国メディア界の巨人編


こんにちは!A-biz塚本です。今回から各月1回ずつ複数回に分けてお届けするのは、「中華圏メディア訪問」という玄人好みの話題です。日本側のコーディネーターは私、中国側のコーディネーターは当社がよくご一緒している敏腕プロデューサーにお願いし、実現したメディア訪問。

複数のメディアを訪問したのですが、すべてのメディアをご紹介はできないので(知りたい方は、ぜひご連絡ください)有名なメディアをかいつまんでご紹介していきます!

トップバッターは、まさにトップバッターにふさわしい中国最大のメディア中国国営TV局です。北京の大地にそびえたつ、印象的な社屋です。2007年に隣のビルが大火事に見舞われ、その後修復されました。ちなみに大火事のとき、私はたまたまテレビ局の近くにおり、その火事を目の当たりしたことは今でも記憶に鮮明です。

中国はメディア数が圧倒的に多い国です。全国規模のメディアから、各省や都市単位で力を持つメディアなど大小様々。もともとメディア数が多い中に、さらに最近は皆様ご存じの「ニューメディア」と呼ばれるネットやアプリを活用したメディアも登場し急成長しています。

もし中国市場でメディア活用を検討されている方がいらっしゃればと思い、個人的な見解として、いくつかポイントをお伝えします。前述した通り、中国にはその規模に応じて様々なメディアが存在しています。大手メディアの拠点として知られるのは、北京、上海、広州の3都市です。

このうち全国的に情報を展開したいのであれば、北京か広州のメディアにアプローチするのが良いと思います。上海はどちらかというと上海市に影響力が非常に強く、そこから波及するかというと、あまり強い波及はしない傾向にあります(反対に、上海市場を開拓したい!という場合にはとても心強い存在です)。

重点的に訴求したいエリアが限定されているのであれば、そのエリアに根差した地方メディアを活用するほうが効率は良いと思います。あくまで個人的な意見ですが、参考までにお伝えいたします。

さてこうやって全体を見てもなお、際立って圧倒的な存在感を持つ国営TV局。そう思うと、その社屋が中国メディア業界に二本の足で立つ巨人に見えてきますね。

中々私一人の力では動かせない巨大メディアですが、とても強いニュースバリューがあれば、もしかしたらこの巨人も動くかもしれません。いつか力を借りて、多くの中国人観光客を日本のファンにしていきたいと思った次第です。

伝統的なメディアのトップがこちらなら、新進気鋭のメディアのトップは?次回はニューメディアと呼ばれる存在の中でひときわ目立つあのメディアをご紹介。ぜひご覧ください!

※中国市場に関心のある方は、こちらもどうぞ。

※A-bizへのお問い合わせはこちらからお願い致します。


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