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  • 塚本宜永

2017年メディア訪問:北京③ 番外編


今回はメディア訪問レポートの番外編です。話題は「オリンピックと中国」。私にとって思い出深いのはやはり2008年に開催されたオリンピックです。会場は北京でした。

北京オリンピックが近づくにつれて北京の街は良くも悪くも(?)整備され、どんどん様変わりしていきました。海外からの訪中客も日に日に増えて、「これがあの北京か」と思うほどに外国人観光客が街中に溢れ、雰囲気が変わっていきました。この街の変化からも、オリンピックというスポーツの祭典が身近で開催されていることを実感。とてもすごい瞬間に居合わせているような気になり、オリンピックの熱気が感じられる会場やその付近に足しげく通ったことを覚えています。

今回は北京オリンピックのメイン会場となった「鳥の巣」へも足を運びました。とても久しぶりに訪れた「鳥の巣」は少し寂しげではありましたが、相変わらず不思議な雰囲気をたたえており、周囲には観光客の姿も。

思えばあのころから中国は大きく変わってきたと思います。中国留学の大先輩の中には「兌換券」を使っていたころに留学された方もいらっしゃいますが、今の中国は想像でき

なかったとおっしゃいます。また今回の中国出張の際にお会いした実業家の方は、日々変わっていく街を実感するのが今の北京です、とお話されていました。まだまだこの国は変化していくようです。(ちなみに右の写真は2008年当時、できたばかりの「鳥の巣」です。とんでもなく大きな建物から反響して降り注いでくるものすごい観客の歓声に、心から驚きました)

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北京や広州など大都市に溢れかえっているのが、「mobike」に代表される乗り捨てOKなレンタル自転車。すでに競合も出てきており、1RMBから乗車可能。キャリーバッグをくくりつけて、独自の活用をする人も。

実はこのシェアリングサービス、上海などではすでに自動車でも展開が始まっています。そのレポートはまたの機会に。

日本の書籍もたくさん翻訳され店頭にずらり。店内の階段に座り込んで熱心に座り読みをする方もたくさんいらっしゃいました。最近日本のメディアでは中国のキャッシュレス化を報じるニュースが多いですが、本当に感じておきたいのは、今起きている中国社会の大きな変化が生んでいる、人々や街の熱気や活気かもしれません。その活気を目の当たりにすると、嬉しくなる一方、強い焦りも感じてしまいました。

3日間ほどの滞在でしたが、今よりもっと多くの方が日本を訪れるポテンシャルを持っていると、実感もしました。私にとって長い時間を過ごした街。良く知っているようで、実際に訪れると発見もたくさんあった今回の北京。

アジアと日本をつなぐビジネスを、これからも頑張って続けようと思います。

さて、このメディア訪問はこの後北京から広州、そして香港へと移るのですが、2017年はここまで。2017年はあと少しですが、最後までしっかり頑張ります。来年も当社と、また本ブログとお付き合いくださいますよう、宜しくお願い申し上げます!

※中国市場に関心のある方は、こちらもどうぞ。

※お問い合わせはこちらからお願い致します。


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