今回はメディア訪問レポートの特別編です。特別編ということでお届けするのは「五輪報道におけるメディア」に関して。そしてやってきました韓国・平昌五輪です!がんばれ、ニッポン!
平昌五輪は、五輪報道の現場でメディアがどのような活動をしているのか、東京五輪前にそれを実際に見ることができる最後のチャンス。東京五輪という機会を訪日市場活性化のために活かすそのきっかけが得られればと思っての訪問です。
私たちのような訪日市場のはしっこで頑張っている企業でも、何かやれることがあるかもしれません!
まずは羽田空港から金浦空港へ。羽田空港が東京至近なのはご存じと思いますが、金浦空港もソウル近郊の空港なので、東京~ソウルの移動にはとても便利。金浦空港到着後、バスでソウルへ。ソウル市内にも平昌五輪に関するポスターやブースがちらほら。そして誘惑に耐え切れず、ちょっとだけ、買い食い。
さて、今回はソウルから平昌は車で移動です。車で高速道路をひた走ること3時間(高速鉄道KTXに乗ると約1時間半)、2018年五輪の舞台となる平昌に到着。ちなみに平昌と、ここからさらに進んだ先にある江陵が、競技会場が集まるエリアです。
現地入りしたメディアは、それぞれが発信拠点を持っています。大型メディアは現地の賃貸物件を借りて取材拠点を作りますが、やはり五輪報道の中心となるのが、各国の主要メディアに提供される報道拠点「メディアセンター(IBC/International Broadcast Centre、MPC/Main Press Centre)」です。各国のメディアがスタジオを設けています。
早速受付を行い、中へ。スタジオが設けられているだけあって、建物自体の天井高が高く、ロビーも開放的。
ちなみに東京五輪時は国際展示場ビックサイトがメディアセンターになる予定です。夏季五輪は冬季に比べて種目も報道陣も多く、展示会場ぐらいのスペースがなければ、各国メディアを収容しきれないのかもしれません。
五輪報道に関して色々な方々にレクチャーをいただきましたが、五輪報道を行うメディアは大きく分けて2層に分かれている様子。基本的な役割が異なるため、この2層構造を理解することが重要なようです。
さてお昼ご飯はメディアセンター内の食堂で。とてもおいしい!と思って食べていましたが、実際に長期滞在をするメディア関係者からは、ある程度メニューが限られてしまうので、会期後半にはちょっと飽きるかもしれない、というご意見も。取材をするメディアはもちろんですが、彼らを支える運営側もニーズの対応が大変だなと、思った次第です。
五輪は世界最大級のスポーツの祭典ですが、競技の模様や結果だけではなく、各選手のエピソードや開催地の特長など五輪にまつわる色々なことが取材範囲になってきます。この五輪周辺の報道により、より魅力ある、立体的なイベントになるのではと思います。そしてこの周辺報道こそがインバウンドに活かせるポイント、ということになると思います。
東京五輪まであと2年あまり(!)そのとき訪日市場に私たちA-bizはどのような盛り上がりを生むことができるのか、しっかり考えて、努めていきたいと思います。
今回は特別編ということで、韓国よりお届けいたしました!
引き続きA-bizを、どうぞよろしくお願い致します。
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